浮気彼氏に制裁を 〜悪魔と私の交換条件1【完】



そしてついに、

ゆっくり…ゆっくりと
唇が重なった。


「ん…
や…−−−−イヤ!!」



気づかぬ内に流れていた涙で潤んだ瞳を、櫻木悠希に向け、思い切り睨む。



「信じられない…。」



やっと絞り出された私の声が、静かな教室に響いた。



−−−−−−−−−−−−−……………………





< 137 / 196 >

この作品をシェア

pagetop