【短編】年上彼氏
生活委員は、仕事がないからって
あたしは、先生のお手伝いをさせられている。
「ホントに、面倒ー」
渚ちゃんも、
手伝うって言ってくれたんだけど
数学の先生に呼び出されてちゃって…
只今、1人で資料室。
資料室って、薄暗いから
怖いんだよね…
「これと…これでよかったんだっけ?」
あたしは、2冊の資料集を手に取り
足早に教室を出ようとした。
すると、
ガタッ一
奥の方から、物音がした。