【短編】年上彼氏



あたし、フラれたんだ…


まだ、全然先輩と喋ったこともないのに…


そのまま、放課後になった一。


あたしは、部活に行くため用意をして
渚ちゃんを呼んだ。


「渚ちゃーん、行こ~?」


「あ、ごめんな~
今日用事あって行かれへんから
先行っといて~?」


渚ちゃん、用事あるんだ…
話聞いてもらおうと思ったのに…

あたしは、重い足取りで
体育館に向かった。


今、多田先輩が幽霊部員だってことに
すごい感謝してる…。



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