【短編】年上彼氏
「じゃあ、唯ちゃんって呼ぶからね♪」
どうやら、あだ名を考えてたらしい…
「あ、はい…」
唯ちゃんなんて、呼ばれたことないから
少し恥ずかしい…
「ところで、唯ちゃんは何してるの?」
あたしは、多田先輩のその言葉で
今まで、忘れてたことを思い出す。
「委員会っ!!!!!」
すっかり忘れてたよ~…
「どうしよう…今から行っても
もう終わってるよね…」
やばい。どうしたらいいんだろう…
「アハハハハッ」
突然、笑いだした多田先輩を見た。