初恋
「大丈夫か?」


助けてくれた人たちがあたしたちに手を差し伸べながら言った。


「はい。ありがとうございます!」


そこにいたのは、超美形の金髪と赤髪のヤンキーがいた。


「かっこいい」


まながキラキラした目で2人を見た。


「家どこ?送るよ。」


と、茶髪。


「いえ、歩いて帰ります。」


そう言うあたしにまなが小声で「送ってもらおうよ」と言ってきた。


「つかさ!この服じゃあ帰れねぇから倉庫に連れていこうぜ」


と、赤髪。


・・・倉庫?


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