溺愛しましょう!狼先輩!!!
ごめん。

さーちゃんごめんね。

今まで涙を受け止めてあげれなくて
恩返しできなくてごめんね。




「ゆーっ。
..ヒク...ユキ
.ッ..ユ、キがッい、た...ヒク.」



「うん。
ユキだった。
いるはずなんてないのにね。
でも間違いなくユキだったよね。」


「なっ...んで..?
..ヒク...あんなッす、がた
思いッ...だ、したくな
..ック..いのに」



あんな姿。


さーちゃんは現場にはいなくても
お葬式ではユキを見ている。



もう動かないユキ。



大事な友達のそんな姿。


思い出したくないのも当たり前だ。


「っ大丈夫。
さーちゃん大丈夫だからね。
私がいるから。
ユキじゃないけと私がいる。」


ごめんね。



こんな思いさせて
ごめんね...さーちゃん...









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