溺愛しましょう!狼先輩!!!
「今年も早いもので
もう秋となってしまいました。
ですから...」
残暑残るこの季節にしては
それなりに涼しく感じる講堂の中。
そんな快適な場所でもだらっとなるほど
校長先生のお話は長い。
長いだけじゃなくて
話の要点がいまいち分からない。
だから飽きて寝ている生徒もちらほら。
私も寝たりはしないけど
正直暇ではある。
...ん?
少し暇潰しにと入り口の方を見ると
他のクラスから少し離れた席に
男の子と女の子が1人ずつ
座っているすがたが目に写る。
転校生...かな?
高校生で転校って珍しいのに
2人もなんてすごいなぁ。
もう秋となってしまいました。
ですから...」
残暑残るこの季節にしては
それなりに涼しく感じる講堂の中。
そんな快適な場所でもだらっとなるほど
校長先生のお話は長い。
長いだけじゃなくて
話の要点がいまいち分からない。
だから飽きて寝ている生徒もちらほら。
私も寝たりはしないけど
正直暇ではある。
...ん?
少し暇潰しにと入り口の方を見ると
他のクラスから少し離れた席に
男の子と女の子が1人ずつ
座っているすがたが目に写る。
転校生...かな?
高校生で転校って珍しいのに
2人もなんてすごいなぁ。