溺愛しましょう!狼先輩!!!
「転校生?
へぇ。一気に2人も」


長いお話も無事に終わって
さーちゃんにさっきの話をしたら
やっぱり少し驚いたようで。


でもすぐにいつもの笑顔で

「同じクラスなら楽しいのにね」

そう笑ってる。


「そう...だね?」



さーちゃんは楽しそうな顔だけど
私は少しだけ気が重い。


なんとなくだけど
あの男の子を見たことがある気がする。


私は知り合いも少ない方だし
気のせいとは思うんだけど...


「もう。
ゆーは気にしすぎだよ?
せっかく声が戻ったんだから
もっと明るくなりなよ!」


「うん...
そう、そうだね!」


うじうじしててもいいことないよね。


気にしないでおこう。















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