亡國の孤城 ~フェンネル・六年戦争~



表が明るくなってきた。


昨日の奴等が戻って来た。



「………っ…おい!………雄が…」

「うっ………」


入って来たと思ったら、鼻を押さえてまた出て行った。


……肉はくれないのかな?









………これ、あんまりおいしくなかった…。



手にいっぱいあれの青い髪が絡み付いていて、気持ち悪かった。



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