私の彼氏は…
学校につくとまわりの人たちは友達と喋ってるけど
私は一応持ってきた心理学についての本で入学式までの暇な時間を潰す。
入学式の時間になると仕方なく体育館に入る。
それからずっとぼーっと過ごしてた。
「ねぇねぇ!!」
……ん??
「何か用ですか??」
真面目なイメージだから…しっかりとしなきゃ。
「名前何て言うの??
あ。私は笹倉莉南(ササクラリナ)。」
友達になれるかな……??
「中村綾香です。」
「綾香ちゃんか-!
良い名前!!
友達になろ-よ!」
よっしゃ!!
「こんな地味な私であれば……。」
あくまで真面目に地味に…。
「タメ口でいいよ!
あと、莉南でいいからね!
私も綾香って呼ぶから!」
「…はい。…じゃなくて…うん!
よろしくね。」
こうして莉南とただ1人の友達になった。