ある夏の日
だが次第にチャリのスピードが落ちてきてヨロヨロになってきた。
それでも前へ前へとチャリを走らせた。


「ヨイショ…ヨイショ…」



すでに上半身は汗ダクだ。

書道部の僕は運動部の人達にくらべ体力がない。
悔しかった。


「……………」


とうとう僕はこのキツイ登り坂に耐えられずチャリを降りた…。

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