ある夏の日
帰宅
目を覚ますと周りに人が少なくなってきていた。
残ってたコーラを飲み干し僕は家へ帰る事にした。


僕はゴミをチャリのカゴに入れ出発した。

帰り道は楽だ。
あれだけ僕を苦しめた登り坂が帰りには下り坂になる。


「せぇ〜の!!」


僕はチャリに勢いをつけて下り坂を一気に下った。


すぐにチャリのスピードが乗ってきたので切り替えを「速」にした。

すると、もの凄いスピードが出た。
スリルがあり耳元を切る風の音が気持ち良く最高だった。
このまま家まで着いてほしかった。

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