ある夏の日
しぼんだタイヤではチャリを、うまく走らせれない。
このまま乗り続ければタイヤのフレームも壊れてしまう。


僕はチャリを押して帰るしかなかった…。


僕はパンクしたチャリを、トボトボと押し続けた。

トボトボと行くと手に水滴みたいな物が落ちてきた。

まさかと思い空を見上げると黒い入道雲が空を包んでいた。

さっきから周りが暗く感じてはいたが。

僕は雨だと思い走り出した。

でも、家まで体力が持つわけでなく走ったり歩いたりを繰り返した。


とうとう本格的に雨が降り出してきた。
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