そして、君のもとへ。~トマトときゅうり番外編~


 あの事務員がいると思うと

 
 肩のあたりが緊張する


 あの猫目で


 今日も微笑んでくれるのだろうか


 話をする必要がほとんどない


 だから傍にはいく用事がない


 考えながら道を歩く


 その自分に気付いて

 
 動揺した


 まさか


 まさか


 俺は


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