その腕で抱きしめて
*彩名side
"知らないよ?止まんなくなっても"
誠哉は耳元で言うから
少しくすぐったかった。
いいよ。
あたし、誠哉なら全然いい。
だって、大好きだから……
「いいよ!誠哉となら」
あたしは微笑んで向きを変えて抱きつくと
「積極的だね」
って、誠哉は微笑んであたしの
カッターのネクタイを外した
ネクタイはベッドの下に落ちる。
そして、誠哉の顔が近づき
あたしはそーっと目を瞑ると
唇が重なる。
前の時より優しくて…
やっぱり、お酒とたばこの味…
いつか…慣れちゃうのかな。
なんて思ったりしてみた。
気づいたら誠哉の舌が
割って入ってきて…
「……………ンッ//………」
って少し声がでる。
そのまま、ベッドに倒され
上から誠哉がキスを繰り返す。
時間だけが過ぎて行き、
この前とは違う感覚。
大好きな人と…