その腕で抱きしめて
*誠哉side
薄暗い商店街の片隅にあるコンビニで
友達の祐也と一服していると
「あそこで女の子がっ!!」
って、おばちゃんが
息をきらしながらきた。
俺はその場所にかけつけると
女子高生がホテルに入れられそうで…
―――――――バコッ
俺の背中を蹴った。
すると見事、倒れ込み
と、思った瞬間
女子高生も倒れ込んだ。
「誠哉、助けろ。」
祐也は他の男と、喧嘩している間に
俺は女子高生のとこへ行き
「大丈夫?」
って話かけるけど反応なくて…
だけど、一応息はしていて。
俺はかついで車の後部座席に乗せる。
そして喧嘩の場所に戻り、
祐也を助ける。
結局 何発か殴られて…
口の横など切れた