その腕で抱きしめて






そして気付いたらベッドの上で
寝てしまってて…


「せーや!!!!彼女だよー」


って凛子に叩かれて目を覚ます。



そして鳴っている携帯に出る。


「もしもーし」

『寝起き?今、行ってんだけど』


「うん、着いたら外いて」


俺は電話を切り
外へ行く。



ちょっとしてると……


「誠哉!」


って、彩名の久しぶりの笑顔。


「おかえり」


俺は彩名の頭をポンポンと叩くと


「せーやー!連れてきてー」


ってアパートの二階から姉ちゃんに
叫ばれた



「誰?」


って膨れた顔で聞く彩名が可愛い//


「妬いてんの?可愛いじゃん」


俺は顔を近づけて一瞬のキスをする。



すると顔を真っ赤にして
「妬いてないもん//」

って言う彩名が可愛いすぎて
部屋に連れて行った。




部屋に行くと
凛子たちがドタバタ駆け寄って
事情聴取をはじめた。



彩名は困ってて
「ちょ、お前ら邪魔。」


俺は彩名の手を引っ張って
部屋の中に連れ込むと

「あら、可愛い子」


って母さんはびっくりしてる。




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