その腕で抱きしめて






*彩名side



一つになって気がついたら
寝てて 携帯を開くと3時。



隣で裸で寝てる誠哉。


あたしは服を着て誠哉を
ムリヤリ起こす。


だけど

「……いたた」


お腹の下がキリキリして



「んー…ねみ」


って誠哉は目を覚ます。



「…………キャッ」


いきなり誠哉に抱きつかれ
声をあげてしまった。



「誠哉、起きてぇ」


って一生懸命起こし
起きたか思うと目の前で
着替えるし

いろんな意味であたしの体は
ポカポカ。



「今日さ、昼からデートな♪」



って誠哉はあたしの頭を
ポンポンと叩く。



「じゃぁね」


ってお別れしてあたしは
家に入るなりさっさと寝た。





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