♥恋と事件簿♥
先に降りて医務室へと行けば、ガッシャンガッシャンと、物が倒れる音が廊下にまで響いてる。
磯村さんと斗真だけでは限界だったのか、医者までも加わって、3人がかりでドアを押さえてた。
「どうもすみません;;」
磯村さんと医者に謝り、ドアを開ければ枕が飛んで来た。
「姉貴、もう止めろ」
「斗志樹はどこや……っ!!」
枕を何とか避けて、姉貴の腕を掴む。
荒れた医務室に駆け込んで来て、「すげぇな;;」と苦笑いで見渡した兄貴。
「何でまた泣いてるんだ」
「七星が斗志樹君は居ないって言うから……。今はここに居てって閉じ込めるから……っ。会いたいのに、会えないから……、」
「お前かよ;;」
まさか七星のせいで暴れたとは、急いで戻って来た意味がない。
七星は自分の責任だと思わなかったのか、アタフタしてる。
「……そんなに、俺が良いか?」
「斗志樹が居ないなんて嫌」
「悠呀を轢いた犯人がわかってもか?」
「それは……。でも、今の私は、斗志樹と生きたいから……」
「じゃあ、一緒になるか」
「…………;;」
意地悪な質問をしといて、何でここでプロポーズに発展した?;;
「俺の指輪、嵌めてくれるか?」
もうここには居ない悠呀君に嫉妬してるのか?;;
「……うん……っ……」
そして頷いてる姉貴よ。
この流れに疑問はないのか?;;
おかしいと思ってるのは、俺だけなのか!!?
磯村さんと斗真だけでは限界だったのか、医者までも加わって、3人がかりでドアを押さえてた。
「どうもすみません;;」
磯村さんと医者に謝り、ドアを開ければ枕が飛んで来た。
「姉貴、もう止めろ」
「斗志樹はどこや……っ!!」
枕を何とか避けて、姉貴の腕を掴む。
荒れた医務室に駆け込んで来て、「すげぇな;;」と苦笑いで見渡した兄貴。
「何でまた泣いてるんだ」
「七星が斗志樹君は居ないって言うから……。今はここに居てって閉じ込めるから……っ。会いたいのに、会えないから……、」
「お前かよ;;」
まさか七星のせいで暴れたとは、急いで戻って来た意味がない。
七星は自分の責任だと思わなかったのか、アタフタしてる。
「……そんなに、俺が良いか?」
「斗志樹が居ないなんて嫌」
「悠呀を轢いた犯人がわかってもか?」
「それは……。でも、今の私は、斗志樹と生きたいから……」
「じゃあ、一緒になるか」
「…………;;」
意地悪な質問をしといて、何でここでプロポーズに発展した?;;
「俺の指輪、嵌めてくれるか?」
もうここには居ない悠呀君に嫉妬してるのか?;;
「……うん……っ……」
そして頷いてる姉貴よ。
この流れに疑問はないのか?;;
おかしいと思ってるのは、俺だけなのか!!?