♥恋と事件簿♥
携帯をカウンターに置き、出来た料理から運んでると、寧々は父親に体当たりをしながら、まだ聞き出そうとしてる。
「もう諦めろ、寧々」
「嫌!祖父様のプレゼント知りたい!」
「せやから那維斗君やろ」
「どっちでも一緒!」
…間違いない;;
確かに那維斗という名前だが、寧々にとってはお祖父ちゃんである。
母親は祖母様と呼ばれる事に抵抗はないらしいのに、何がそんなに嫌なのか。
良い歳して頑固なお祖父ちゃんを持って、可哀想な寧々。
--ブーッブーッ
≪噂するな≫
…今はしてないのに、何でこのメール?;;
無性にスマホを叩き割りたくなったが、ここは我慢しなければ。
スマホを壊したらここまで押し掛けて来そう。
それこそ危険度が高い。
「はーい!ローストビーフも出来ました!」
最後のメニューも完成し、リビングでテーブルを囲む。
既に男共が呑み始めてる為、乾杯は省かれた。
ビール片手に料理を摘まむ。
斗志樹が元々住んでたマンションでの新婚生活。
「そこまで頑張らなくて良い」と斗志樹は言ってくれるけど、妻としての役目をきちんと果たしたくて、手抜きしない用ようにしてる為、久しぶりにビールを呑んだ。
山下家と違い、ここは室内での喫煙可能。
ただ寧々が居る為、窓を全開にし、輪から離れて煙草を吸う。
だいぶあのマンションにも慣れたけど、実家は実家で落ち着く。
「もう諦めろ、寧々」
「嫌!祖父様のプレゼント知りたい!」
「せやから那維斗君やろ」
「どっちでも一緒!」
…間違いない;;
確かに那維斗という名前だが、寧々にとってはお祖父ちゃんである。
母親は祖母様と呼ばれる事に抵抗はないらしいのに、何がそんなに嫌なのか。
良い歳して頑固なお祖父ちゃんを持って、可哀想な寧々。
--ブーッブーッ
≪噂するな≫
…今はしてないのに、何でこのメール?;;
無性にスマホを叩き割りたくなったが、ここは我慢しなければ。
スマホを壊したらここまで押し掛けて来そう。
それこそ危険度が高い。
「はーい!ローストビーフも出来ました!」
最後のメニューも完成し、リビングでテーブルを囲む。
既に男共が呑み始めてる為、乾杯は省かれた。
ビール片手に料理を摘まむ。
斗志樹が元々住んでたマンションでの新婚生活。
「そこまで頑張らなくて良い」と斗志樹は言ってくれるけど、妻としての役目をきちんと果たしたくて、手抜きしない用ようにしてる為、久しぶりにビールを呑んだ。
山下家と違い、ここは室内での喫煙可能。
ただ寧々が居る為、窓を全開にし、輪から離れて煙草を吸う。
だいぶあのマンションにも慣れたけど、実家は実家で落ち着く。