♥恋と事件簿♥
--プルルル…ッ
「はい、木ノ――…。臼杵、逆探知」
「はい」
電話が鳴り、磯村さんが出る。
通話口を手で塞ぎながら、臼杵に指示を出してスピーカーフォンにした。
『難波さん……。難波さん、出してくれよ……。ハァ……ッ……もう、大きくなってるよ……』
気持ち悪さに耳を塞いでると、逆探知が出来たのか、磯村さんは受話器を下ろした。
「エスカレートしてるな。大胆な内容になって来た」
--プルルル…ッ
「木ノ島警察署、刑事課――…」
『プレゼント……、受け取ってくれた……?』
次に臼杵がスピーカーフォンで電話に出ると、私と間違えてるのか、普通に話し出す。
臼杵はスピーカーフォンのボタンを押し、電話をすぐに切った。
「お2人共、早くお帰りになった方が良いかも知れませんよ。ここに居るとわかってるのかも」
「あぁ。後は任せた」
私は斗志樹に腕を掴まれて立たされた。
駐車場に行くと、普段は運転しない私の車で来たのに、迷いなく運転席へと行く。
「今日はお義父さん家に泊まろう」
「え……?」
「1人にしたら、考え込むだろ」
入浴時間などを気にして言ってくれてるのか、泊まる予定はなかったけど、今日は何だか有難い。
1人で居ては、頭が狂いそう。
「はい、木ノ――…。臼杵、逆探知」
「はい」
電話が鳴り、磯村さんが出る。
通話口を手で塞ぎながら、臼杵に指示を出してスピーカーフォンにした。
『難波さん……。難波さん、出してくれよ……。ハァ……ッ……もう、大きくなってるよ……』
気持ち悪さに耳を塞いでると、逆探知が出来たのか、磯村さんは受話器を下ろした。
「エスカレートしてるな。大胆な内容になって来た」
--プルルル…ッ
「木ノ島警察署、刑事課――…」
『プレゼント……、受け取ってくれた……?』
次に臼杵がスピーカーフォンで電話に出ると、私と間違えてるのか、普通に話し出す。
臼杵はスピーカーフォンのボタンを押し、電話をすぐに切った。
「お2人共、早くお帰りになった方が良いかも知れませんよ。ここに居るとわかってるのかも」
「あぁ。後は任せた」
私は斗志樹に腕を掴まれて立たされた。
駐車場に行くと、普段は運転しない私の車で来たのに、迷いなく運転席へと行く。
「今日はお義父さん家に泊まろう」
「え……?」
「1人にしたら、考え込むだろ」
入浴時間などを気にして言ってくれてるのか、泊まる予定はなかったけど、今日は何だか有難い。
1人で居ては、頭が狂いそう。