♥恋と事件簿♥
「全員出動。臼杵は救急と連携、被害者の状況確認全て任せる。山下、巡回中のパト集めさせろ。何が何でも捕まえるぞ」
「「「『了解』」」」
斗志樹の指示で気持ちを入れ替え、小宮さんがエレベーター前を塞いでる為、階段で1階へと駆け降りる。
駐車場へと行き、車に乗り込む。
七星の運転で車を発進。
助手席に座る斗真がアナウンスで車を退けさせ、猛スピードで駅前へと行く。
到着するなり、隣の臼杵と別々のドアから飛び降りると、いつも賑わっては居るが、穏やかな時が流れてる筈の駅前は、騒然として居た。
別車の斗志樹たちと合流し、暴れてる男を探す。
地面に残された血。
怪我してる人のおおよその人数を確認しながら走ってると、血液がネットカフェで途切れた。
「違う!向こうに続いてる!」
逆走してる事に気付き、来た道を戻ると複合ビルに続いて居た。
メイドカフェや居酒屋などが入るビル。
階段を駆け上がると、営業前のスナックの前で男を発見。
肩で息をしながら、ドアに凭れてしゃがみ込んでる男。
返り血が垂れたとかではなく、どうやら自分でリストカットしたらしい。
斗真と斗志樹で、凶器となった包丁を取り上げた為、私は腕をハンカチで止血。
「ハァ……ハァ……っ……」
「「「『――……!!?』」」」
だが、聞き覚えのある息を吐く音に男から即座に離れた。
イタズラ電話の男、だよね……?
「「「『了解』」」」
斗志樹の指示で気持ちを入れ替え、小宮さんがエレベーター前を塞いでる為、階段で1階へと駆け降りる。
駐車場へと行き、車に乗り込む。
七星の運転で車を発進。
助手席に座る斗真がアナウンスで車を退けさせ、猛スピードで駅前へと行く。
到着するなり、隣の臼杵と別々のドアから飛び降りると、いつも賑わっては居るが、穏やかな時が流れてる筈の駅前は、騒然として居た。
別車の斗志樹たちと合流し、暴れてる男を探す。
地面に残された血。
怪我してる人のおおよその人数を確認しながら走ってると、血液がネットカフェで途切れた。
「違う!向こうに続いてる!」
逆走してる事に気付き、来た道を戻ると複合ビルに続いて居た。
メイドカフェや居酒屋などが入るビル。
階段を駆け上がると、営業前のスナックの前で男を発見。
肩で息をしながら、ドアに凭れてしゃがみ込んでる男。
返り血が垂れたとかではなく、どうやら自分でリストカットしたらしい。
斗真と斗志樹で、凶器となった包丁を取り上げた為、私は腕をハンカチで止血。
「ハァ……ハァ……っ……」
「「「『――……!!?』」」」
だが、聞き覚えのある息を吐く音に男から即座に離れた。
イタズラ電話の男、だよね……?