♥恋と事件簿♥
騒がしい1階を駆け抜け、エレベーターに乗り込み、刑事課へと向かう。
「おはよう」
「おはようございます。相変わらず、女子高生は騒がしかったですか?」
「うん。あ、ありがとう」
課に入ると、臼杵がコーヒーの注がれた私のマグカップを手について来る。
最近、漫画だか映画だかで、制服の警官が騒がれてる。
しかも、ただの制服ではなく、交番勤務や巡回警備などで着る、装備の充実した、あの、制服姿の警官たちが。
これから交番へ交代へと向かう署員は、女子高生からのモテモテなのを、最初は喜んでたのに、今では“仕事にならん”と嘆いてるとか。
「……何で俺じゃダメなんだ……。俺は、花形の刑事だろ……?」
苦節35年。
やや老け顔の磯村さん、独身は、違う意味で嘆いてるけど;;
「けど、磯村さん考えてみて下さいよ!俺がギリギリOKだとしても、磯村さんは法を犯したと判断されかねませんよ?」
「「「『…………;;』」」」
…な、七星……;;
「おはよう」
「おはようございます。相変わらず、女子高生は騒がしかったですか?」
「うん。あ、ありがとう」
課に入ると、臼杵がコーヒーの注がれた私のマグカップを手について来る。
最近、漫画だか映画だかで、制服の警官が騒がれてる。
しかも、ただの制服ではなく、交番勤務や巡回警備などで着る、装備の充実した、あの、制服姿の警官たちが。
これから交番へ交代へと向かう署員は、女子高生からのモテモテなのを、最初は喜んでたのに、今では“仕事にならん”と嘆いてるとか。
「……何で俺じゃダメなんだ……。俺は、花形の刑事だろ……?」
苦節35年。
やや老け顔の磯村さん、独身は、違う意味で嘆いてるけど;;
「けど、磯村さん考えてみて下さいよ!俺がギリギリOKだとしても、磯村さんは法を犯したと判断されかねませんよ?」
「「「『…………;;』」」」
…な、七星……;;