♥恋と事件簿♥
祖父母も両親も、突入はほとんど一緒だったって言ってたし。

無事を願いたいけど、何でこんなに怖い……;;



「行くよ?愛依ちゃん」



「――…うんっ」



でも、後にはもう引けない。

やるしかない。

助けない人が、ここにはたくさん居るんだから。




~~~~



「斗志樹君!!」



「お義母さん、どうしてここに!?」



「那維斗の顔パス。色んな意味で、入れなきゃってなるでしょ;;」



「えぇ……;;かなり、ブラックオーラが……;;」



「1歩遅れた腹いせや。無線貸せ」



「や、それは……;;」



「勝手に借りる。――愛依」



『……ゲッ……;;』



「「“ゲッ”て……;;」」



「死んだら、殺すでな」



『や、それもう無理かと……;;』



「俺に不可能が?」



『ありません……;;』



「お義母さん;;」



『関係ない人まで、怯えちゃったわね;;でも、那維斗は素敵だわ!』



「……ソウデスネ……;;」






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