♥恋と事件簿♥
「私は、確かに今も、悠呀が好きだよ?」
「……だろうな……」
「でも、斗志樹が一番好き。愛してる。これからも、この次の人生も、私はもう、斗志樹としか生きられないと思うよ?」
「そんな事、言ったからには取り返しつかないからな?」
「誰の子だと思ってるの?二言があると思う?」
「隔世遺伝……;;」
「……;;でも、今の言葉は本気っ」
「――わかってる」
我が家系は、どこもラブラブとまで言わなくても、仲良く、そして平和。
家族って何だろうと。
仕事ばかりの親に反抗心も持った学生時代もあった。
けど、今、結婚して思う。
家族って、良いな。
大切な人が居る人生って、素敵だな……と。
「よし、ご飯の前に風呂行くか」
「……行かへんから、そこ座れや」
「はい……;;」
調子に乗り、私をお姫様抱っこして、お風呂へと行こうする斗志樹を一蹴。
解放して貰い、ダイニングチェアーに座らせ、私はお味噌汁とハンバーグを温め直しに行く。
「腹が減っては、戦は出来ぬやろ」
「……そのトーンで、それ言うか;;」
「…………;;」
…言ってしまった;;
「……だろうな……」
「でも、斗志樹が一番好き。愛してる。これからも、この次の人生も、私はもう、斗志樹としか生きられないと思うよ?」
「そんな事、言ったからには取り返しつかないからな?」
「誰の子だと思ってるの?二言があると思う?」
「隔世遺伝……;;」
「……;;でも、今の言葉は本気っ」
「――わかってる」
我が家系は、どこもラブラブとまで言わなくても、仲良く、そして平和。
家族って何だろうと。
仕事ばかりの親に反抗心も持った学生時代もあった。
けど、今、結婚して思う。
家族って、良いな。
大切な人が居る人生って、素敵だな……と。
「よし、ご飯の前に風呂行くか」
「……行かへんから、そこ座れや」
「はい……;;」
調子に乗り、私をお姫様抱っこして、お風呂へと行こうする斗志樹を一蹴。
解放して貰い、ダイニングチェアーに座らせ、私はお味噌汁とハンバーグを温め直しに行く。
「腹が減っては、戦は出来ぬやろ」
「……そのトーンで、それ言うか;;」
「…………;;」
…言ってしまった;;