♥恋と事件簿♥
怒りの感情は沈み、ニヤけそうな頬を手で揉んで押さえてると、臼杵だけは唇を尖らせてる。
「臼杵?」
「あ……はい」
「どうかした?」
「……何か、まだこの人は課長が好きなんじゃないかと思って。また何か起こらなきゃ良いなーって思っただけです」
「あぁ、まぁ……」
私も、斗志樹が好きで近付いたように思う。
だけど、小宮とは違うと思う。
イケメンなら、良いんじゃないかって。
「それ、俺に気はないって事?」
「んー……。課長には、ただ去る者が恋しいってだけの話かも知れないし、詳しくはわからないよ?けど、七星君はイケメンだし、優しいから、利用されるだけじゃないかな……」
「ないんだ……」
「俺ら……帰るか;;」
「「「『おー!;;』」」」
気まずい雰囲気に、ゾロゾロと刑事課を出て行く高校生たち。
「……俺も、帰ろ……」
「ま、まだ……!;;」
「姉貴。今日だけ、許してやれ;;」
イケメンなのに、恋愛経験の少ない七星。
その落ち込みように、定時を迎えてないものの、止めるのを止めた。
あの落ち込みは、相当、好きになって居たのかな……。
「臼杵?」
「あ……はい」
「どうかした?」
「……何か、まだこの人は課長が好きなんじゃないかと思って。また何か起こらなきゃ良いなーって思っただけです」
「あぁ、まぁ……」
私も、斗志樹が好きで近付いたように思う。
だけど、小宮とは違うと思う。
イケメンなら、良いんじゃないかって。
「それ、俺に気はないって事?」
「んー……。課長には、ただ去る者が恋しいってだけの話かも知れないし、詳しくはわからないよ?けど、七星君はイケメンだし、優しいから、利用されるだけじゃないかな……」
「ないんだ……」
「俺ら……帰るか;;」
「「「『おー!;;』」」」
気まずい雰囲気に、ゾロゾロと刑事課を出て行く高校生たち。
「……俺も、帰ろ……」
「ま、まだ……!;;」
「姉貴。今日だけ、許してやれ;;」
イケメンなのに、恋愛経験の少ない七星。
その落ち込みように、定時を迎えてないものの、止めるのを止めた。
あの落ち込みは、相当、好きになって居たのかな……。