♥恋と事件簿♥
キッチンへと行き、炊飯器をちゃんと父親がセットしたのかを確認して、冷蔵庫を漁る。
斗志樹も何もなければ定時に上がるって言ってたし、今日は5人分。
悠斗は、斗真の小さい頃にそっくりな顔ながら、斗志樹に似て身体が大きくて、良く食べる。
年長や小学生と間違われる4才児は、大人の1人前なんて平気で平らげるから、作るのも大変だ。
赤ちゃん返りで抱っこを迫って来る為、私の腕力は産休でも衰える事なく、日々逞しくある。
「おい、来たで」
「言ったところで行くんでしょ?;;」
「当たり前やろ。アホかお前」
「……ムカッ;;」
私が働いてる時は、斗志樹や母親の手を借りながらお迎え。
でも今は、分団で先生と頑張って往復歩いてる。
自宅前で呼び鈴を鳴らす先生と悠斗の元へと、愛有斗を抱いたまま寄って行く父親。
先生は顔を赤らめながらペコペコと頭を下げて帰って行く。
分団の中で、保育園から一番遠い悠斗。
「おかえり」と出迎え、帽子を外すと、汗だくのまま抱き着いて来る。
子供の汗臭さって、何でか平気。
父親の時は「臭っ!」てなったのに、旦那や子供は別なようだ。
斗志樹も何もなければ定時に上がるって言ってたし、今日は5人分。
悠斗は、斗真の小さい頃にそっくりな顔ながら、斗志樹に似て身体が大きくて、良く食べる。
年長や小学生と間違われる4才児は、大人の1人前なんて平気で平らげるから、作るのも大変だ。
赤ちゃん返りで抱っこを迫って来る為、私の腕力は産休でも衰える事なく、日々逞しくある。
「おい、来たで」
「言ったところで行くんでしょ?;;」
「当たり前やろ。アホかお前」
「……ムカッ;;」
私が働いてる時は、斗志樹や母親の手を借りながらお迎え。
でも今は、分団で先生と頑張って往復歩いてる。
自宅前で呼び鈴を鳴らす先生と悠斗の元へと、愛有斗を抱いたまま寄って行く父親。
先生は顔を赤らめながらペコペコと頭を下げて帰って行く。
分団の中で、保育園から一番遠い悠斗。
「おかえり」と出迎え、帽子を外すと、汗だくのまま抱き着いて来る。
子供の汗臭さって、何でか平気。
父親の時は「臭っ!」てなったのに、旦那や子供は別なようだ。