♥恋と事件簿♥
18時過ぎに、珍しく遅く帰宅した母親も揃い、食事スタート。

今日1日の事やニュースをネタに会話をしてると、あっという間に時間は過ぎる。

2階に上がり、私が悠斗を寝かしてる間に斗志樹はお風呂。

そして交代で私が入ってる間に、愛有斗も斗志樹がベッドで寝かしてくれたようだ。



「何か、久しぶりに2人だな」



「…………;;」



改まって言われ、手を握られると恥ずかしい。

点けてるテレビ番組の内容も入らず、とりあえず自分を落ち着かせる。

愛有斗を妊娠を機に、悠斗が赤ちゃん返りをし、ピークは去ったけど、約1年ぶり。

…私、こんな初だったっけ……;;

何で落ち着かないの、私っ!!



「愛依?」



「……何?;;」



「照れてるのか?」



「うっ゛……;;」



「止められなくなるだろ;;」



「そっちが照れるの??;;」



「うるせぇよ……;;」



2人で照れてるとおかしく、ようやく落ち着いて笑えた。



「……ォギャー……」



「「…………;;」」



止まらず、熱い夜になると思ったのに……。

新生児の居る夫婦には、難しいか。



「愛有斗ー……。せめて1分後が良かったぞー?オムツか?」




それとも、私たちのタイミングか;;




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