♥恋と事件簿♥
「悠斗?ママはね、もう違うの。お巡りさんだから、パパたちみたいに――…」
「ママはお巡りさんじゃないよ!ボクのママはケージさんだよ!」
「……っ……悠斗……」
「ボク……っ、パパとママが忙しくていー……。強いもん!良い子だもんっ!祖父ちゃんと祖母ちゃんも居るもん!ママは強くて、カッコいいケージさんじゃないとキラい……っ……!!」
「……っ……」
「山下、愛有斗を抱け」
「え?;;………はい」
「難波愛依警部」
「はい……っ……」
「副署長兼、刑事課課長の命令だ。2分以内に確保しろ」
「……でもっ……」
「残り1分30秒」
「ママ!!」
「愛依ちゃん!」
「……っ……、はい」
悠斗の気持ちがわかり、もう迷いも悩みもなくなった。
七星に愛有斗を任せ、私は機動隊にスペースを空けさせ、ライオットシールド(盾)で取り囲まれた男と向き合う。
「く、来るなッ!;;」
私が動くと男が動き、それに併せて機動隊も動く。
「ママはお巡りさんじゃないよ!ボクのママはケージさんだよ!」
「……っ……悠斗……」
「ボク……っ、パパとママが忙しくていー……。強いもん!良い子だもんっ!祖父ちゃんと祖母ちゃんも居るもん!ママは強くて、カッコいいケージさんじゃないとキラい……っ……!!」
「……っ……」
「山下、愛有斗を抱け」
「え?;;………はい」
「難波愛依警部」
「はい……っ……」
「副署長兼、刑事課課長の命令だ。2分以内に確保しろ」
「……でもっ……」
「残り1分30秒」
「ママ!!」
「愛依ちゃん!」
「……っ……、はい」
悠斗の気持ちがわかり、もう迷いも悩みもなくなった。
七星に愛有斗を任せ、私は機動隊にスペースを空けさせ、ライオットシールド(盾)で取り囲まれた男と向き合う。
「く、来るなッ!;;」
私が動くと男が動き、それに併せて機動隊も動く。