♥恋と事件簿♥
痛みが落ち着き、アイスノンを片付けた。
添え用にキャベツを千切りし、カイワレ大根と混ぜて大皿に盛る。
オーブンで焼かれてたローストビーフを切って1枚ずつ丁寧に盛り付けてると、呼び鈴が鳴った。
「貴方、見えたんじゃない?」
「だな」
叔母さんに言われて、叔父さんが玄関へと行く。
「…………;;」
味わった事のない緊張に包まれた。
まだ結婚の挨拶とかをするわけじゃないのに、どうしてこんなに緊張してるのか。
手を洗い、結婚式でお世話になった斗真と出迎える。
「愛依ちゃん、悪かったね」
だが、頭を下げるなり謝られてしまった。
「何がでしょう……;;」
「守優と斗志樹に怒られたよ。人の結婚相手を決めるなって。まさか愛依ちゃんと付き合ってると知らなくて、那維斗君と芽依実にも、申し訳なかった」
「良いんじゃないの?ハプニングがあった方が、この子たちも面白いでしょ」
…自分だったら嫌なくせに;;
なのによくもしゃーしゃーと言ってくれるよ;;
「俺は愛依ちゃんが娘になってくれたら嬉しい。斗志樹を、頼むよ」
「はいっ」
挨拶という挨拶はなくても、認めて貰えた。
黒田さん……斗志樹のお父さんに力強く頷くと、斗志樹に手を握られ、引き寄せられた。
添え用にキャベツを千切りし、カイワレ大根と混ぜて大皿に盛る。
オーブンで焼かれてたローストビーフを切って1枚ずつ丁寧に盛り付けてると、呼び鈴が鳴った。
「貴方、見えたんじゃない?」
「だな」
叔母さんに言われて、叔父さんが玄関へと行く。
「…………;;」
味わった事のない緊張に包まれた。
まだ結婚の挨拶とかをするわけじゃないのに、どうしてこんなに緊張してるのか。
手を洗い、結婚式でお世話になった斗真と出迎える。
「愛依ちゃん、悪かったね」
だが、頭を下げるなり謝られてしまった。
「何がでしょう……;;」
「守優と斗志樹に怒られたよ。人の結婚相手を決めるなって。まさか愛依ちゃんと付き合ってると知らなくて、那維斗君と芽依実にも、申し訳なかった」
「良いんじゃないの?ハプニングがあった方が、この子たちも面白いでしょ」
…自分だったら嫌なくせに;;
なのによくもしゃーしゃーと言ってくれるよ;;
「俺は愛依ちゃんが娘になってくれたら嬉しい。斗志樹を、頼むよ」
「はいっ」
挨拶という挨拶はなくても、認めて貰えた。
黒田さん……斗志樹のお父さんに力強く頷くと、斗志樹に手を握られ、引き寄せられた。