好きになってごめん
そのあと、アイツが戻ってきて、入学式が始まって、教室に戻ってきて自己紹介したり明日の予定話したり………


結構ハードなスケジュールだった。


キーンコーンカーンコーン


チャイムがなって担任の先生が話終わる。


「帰るぞ〜」


全部のことが終わり、先に身支度を済ませたアイツがあたしを急かす。


「ちょっと待ってくれてもいいじゃん!!」


そう言って、持ってきた筆箱やら本やらをかばんに詰めてあたしはアイツを追っかける。


玄関に行き、靴を履き替えて帰り道に沿って歩き出した。


「なーんか、面白そうなクラスだな!」


「そうだね!」


あたしは今日すでに友達が出来ていて、滑り出しが順調だったために気分は上がっていた。


「友達も出来たし、いい感じだわ」


「へぇ〜、あんたでも友達出来るんだ…」


「なんだよそれ、酷くね??」










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