好きになってごめん
夏
「………ちょっと、暑苦しいからやめてよ!!」
目の前で、アイツとあの子がベタベタくっついてたから、思わずそんなことを言う。
夏。
また、暑い夏が始まった。
「なんだよっ!別にいいじゃねーか!!」
ブーと唇を尖らせながらそう言うアイツ。
「んもう、暑苦しいのよ!
そういうことは他所でやってよね!」
………本当は、二人が仲良さそうなのを見たくなかったから。
アイツとあの子が付き合って、3ヶ月が経った。
あの日、あたしはアイツへの恋心を忘れるなんて言ったけど、未だに忘れられずにいる。
やっぱり、何年間も好きだったんだから無理なんだよね。
………この恋を忘れるなんて。
「……ったく、行こうぜ。周りがうるさくてゆっくりできないし」
目の前で、アイツとあの子がベタベタくっついてたから、思わずそんなことを言う。
夏。
また、暑い夏が始まった。
「なんだよっ!別にいいじゃねーか!!」
ブーと唇を尖らせながらそう言うアイツ。
「んもう、暑苦しいのよ!
そういうことは他所でやってよね!」
………本当は、二人が仲良さそうなのを見たくなかったから。
アイツとあの子が付き合って、3ヶ月が経った。
あの日、あたしはアイツへの恋心を忘れるなんて言ったけど、未だに忘れられずにいる。
やっぱり、何年間も好きだったんだから無理なんだよね。
………この恋を忘れるなんて。
「……ったく、行こうぜ。周りがうるさくてゆっくりできないし」