龍とわたしと裏庭で⑤【バレンタイン編】
次に圭吾さんはローションの小瓶を取り出した。
「それもね、わたしが選んだの」
「僕を置いてショッピングに行った時だね?」
「そうよ」
わたしはクスクスと笑った。
「とんでもないショッピングだったわね」
「まったくだ」
圭吾さんも笑う。
「いい匂いだね」
「ホント? 気に入った?」
「うん。次からもこれにしようかな」
よかった!
「僕のために、いっぱい頑張ってくれたんだね」
圭吾さんが微笑む
そうよ
いっぱいいっぱい頑張ったのよ
自分の誕生日を忘れるくらいね
「圭吾さんの笑顔が見たかったの」
わたしがそう言うと、圭吾さんは笑みを浮かべて身を乗り出し、わたしの唇にそっとキスをした。
胸が痛いほどドキンとした。
「それもね、わたしが選んだの」
「僕を置いてショッピングに行った時だね?」
「そうよ」
わたしはクスクスと笑った。
「とんでもないショッピングだったわね」
「まったくだ」
圭吾さんも笑う。
「いい匂いだね」
「ホント? 気に入った?」
「うん。次からもこれにしようかな」
よかった!
「僕のために、いっぱい頑張ってくれたんだね」
圭吾さんが微笑む
そうよ
いっぱいいっぱい頑張ったのよ
自分の誕生日を忘れるくらいね
「圭吾さんの笑顔が見たかったの」
わたしがそう言うと、圭吾さんは笑みを浮かべて身を乗り出し、わたしの唇にそっとキスをした。
胸が痛いほどドキンとした。