龍とわたしと裏庭で⑤【バレンタイン編】
次に目が覚めた時、部屋の中は薄明るかった。
温もりが心地好くて、大きく伸びをする。
寝ぼけ眼に映ったのは、誰かのなめらかな素肌。
どうして?
目をパチパチとしばたいて見直す。
あー どう考えても圭吾さんの胸だよね。
ひょっとして……裸?――うわっ!
ギョッとして飛び起きると、圭吾さんが片目を開けた。
い……いつから起きてたのよぉ
「寒いよ。戻っておいで」
「だって……圭吾さん、裸だもん」
「下は着てるよ。君は違うけど」
へっ? わたし?
う……うぎゃぁ―――――っ!
どうしてよ?
どうして全裸なのぉ?
パニックになって、差し出された圭吾さんの腕に飛び込んだ。
「せっかくいい眺めだったのに」
圭吾さんが笑う。
「わたしのパジャマ、どこ?」
わたしは半ベソできいた。
温もりが心地好くて、大きく伸びをする。
寝ぼけ眼に映ったのは、誰かのなめらかな素肌。
どうして?
目をパチパチとしばたいて見直す。
あー どう考えても圭吾さんの胸だよね。
ひょっとして……裸?――うわっ!
ギョッとして飛び起きると、圭吾さんが片目を開けた。
い……いつから起きてたのよぉ
「寒いよ。戻っておいで」
「だって……圭吾さん、裸だもん」
「下は着てるよ。君は違うけど」
へっ? わたし?
う……うぎゃぁ―――――っ!
どうしてよ?
どうして全裸なのぉ?
パニックになって、差し出された圭吾さんの腕に飛び込んだ。
「せっかくいい眺めだったのに」
圭吾さんが笑う。
「わたしのパジャマ、どこ?」
わたしは半ベソできいた。