【短編集】君に届いてほしいから─冬─









「光里おせーよ!」




幼なじみの健太がただでさえ体が大きくて迫力あるっていうのに、腕なんか組んじゃうから迫力倍増。




「ごめんねっ!!お守り落としちゃって…」




「お前…どんくさすぎ!」




健太は太い指であたしのオデコを優しく弾いた。






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