【BL】独占禁止!!
「ヤベェ…やっぱ可愛い…」
ん?
「おぉ…。流石姫…」
はぃ??
「まじパネェ!!」
はぁあ!!?
「ちょっ、ちょっ!!さっきからお前等何?!
可愛いだとか、姫だとか!!
俺は可愛くも姫でもないっ!!」
ーーーったく。
んなことここにくるまで言われた事ねーよっ!
「悪りぃ悪りぃっ!そぉおこんないでくれって(笑)俺等さぁ、朝霧と友達になりたくて来たんだぜ?」
「…友達?」
軽く首を斜めに傾ける。
「そっ、お友達!俺等といたら楽しい事、いっぱいさせてあげんよ??」
楽しい事??
何だそりゃ。
「まぁ…友達なら、いいーーー…」
良いぜと口にしかけた時、俺の背筋は一気に凍りついた。
だって…窓の外…
つまりは後ろのドアのところに……
「晴。」
地を這うような低い声で俺を呼ぶ奴。
蓮がいたからーーー。