【BL】独占禁止!!
「ヤベェ。蓮様だ…」
1人のオトコがゴクリと喉を鳴らしながら呟いた。
俺の周りを囲んでいた奴らはまるで魔法にかけられているかのようにピタッと止まって動かない。
『すげぇ威圧…』
「目障りだ。散れ。」
その言葉が発せられると同時に一斉に自分の席に戻っていく。
そうなると、当然次は俺が何か言われる訳で(泣)
扉を勢いよくバンッと音をたててあけてから、スタスタと一直線に歩き俺の前にやってきた蓮。
物凄い視線(嫌、正確に言えば睨みの様な冷たい視線の様な…)を浴びせてくる。
勿論気付いてる。
…が、目を見ると殺られそうな気がした俺は、視線をあえて机に落す。
「…おい」
機嫌の悪さを現している低い声が聞こえる。
「…何…」
視線は机に落としたまま答えを続ける。
ーーーーー次の瞬間……
勢いよく髪を引っ張られ、顔を上にあげられる。
「ちょっ、何ーーーっ…ンッ!!」
乱暴で、激しいキスが注がれる。
「あっ…ンッ…やめっ……ンゥッ!!…」
口内を執拗に舐めまわされ、蓮の激しいキスに段々と酔いしれて行く。
「お前は…俺のもんだっつっただろ…」
「…ンッーー?」
今…何て……