【BL】独占禁止!!
「あっ、分かった(笑)」
しばらくして龍也がふふん、と鼻を鳴らした。
「おまえ…運動音痴なんだろっ!!」
ビシッと指をさしながらのドヤ顔発言。
が、「ふせーかいっ!」
まさかの不正解宣言に落胆する龍也。
『龍也(こいつ)可愛いなぁ…(笑)』
その様子を見てそんな事を思い、つい笑ってしまう。
「なに笑ってんだよー…つか、運動音痴じゃ、ないなら何でそんな嫌い何だよ。」
「あー…だってさ、」
「うん。」
「あれ…こえーんだもん…」
「…は?」
「嫌、だから…怖い…」
「なにが?」
「……だって、どの種目に参加してても、男子も女子も写真ばっか写してくるし…騎馬戦何か皆鉢巻じゃ無くて何か顔に迫ってくんし、リレー何かーーー…」
「分かった!!もーいいっ!つか、そんだけの事されてんのに何で狙われてるって気付かねーんだよ。」
「は?狙われてる??虐められてるの間違いだろーが。」
「…」
「おい、何だよその顔は…。」
「(こいつ、無自覚な上に鈍感なのかっ?!そーなのか!?)」
「うぉーい、龍也ー?もしもーし?聞こえてんのかー?」
さぁ、そんなこんなでもーすぐ体育大会です(泣)