君とこんぺいとう
週末になり、私は暗い気持ちのまま病院へ向かった。
(話って何だろう…)
重たい足取りで茜さんの病室へ行き中へ入ろうとしたとき
ドアの隙間から抱き合う2人の姿が見えた。
私はその光景に思わず息をのんだ。
(隼人…)
抱き合っていたのは隼人と茜さんだった。
茜さんを慰めているだけと思いたかった私は次の光景で打ちのめされた。
「隼人、キスして」
茜さんの声に答えるように彼女にキスする隼人。
「…っ」
思わず後ずさりしながらも2人から目が離せない。
その時、隼人の肩越しに茜さんと目が合った。
茜さんは隼人と唇を重ねたまま、私を見つめ続ける。
まるで見せつけているかのよう彼女の行動に
私は弾かれたようにその場を逃げ出した。
(隼人…どうして…?)
混乱したまま病院から出た私は
そのままタクシーに乗った。
(話って何だろう…)
重たい足取りで茜さんの病室へ行き中へ入ろうとしたとき
ドアの隙間から抱き合う2人の姿が見えた。
私はその光景に思わず息をのんだ。
(隼人…)
抱き合っていたのは隼人と茜さんだった。
茜さんを慰めているだけと思いたかった私は次の光景で打ちのめされた。
「隼人、キスして」
茜さんの声に答えるように彼女にキスする隼人。
「…っ」
思わず後ずさりしながらも2人から目が離せない。
その時、隼人の肩越しに茜さんと目が合った。
茜さんは隼人と唇を重ねたまま、私を見つめ続ける。
まるで見せつけているかのよう彼女の行動に
私は弾かれたようにその場を逃げ出した。
(隼人…どうして…?)
混乱したまま病院から出た私は
そのままタクシーに乗った。