空Ⅱ
第2章
いち
美佳は自分でしたことを皆に話して謝った事ですべて収まり、それからしばらく経った。
「おっはよーっ‼」
「うわぁっ⁈」
靴を履き替えていると、後ろから誰かが飛びついてきた。
「もぉー…朝からテンション高いねー」
「えへへー」
笑顔を見せてくれるのは、美佳。
ギャル風だった化粧はナチュラルな感じに変わって、すごく可愛くなった。
「おはよーさんっ」
「あ、梓。おはよ」
「あー‼︎美佳‼︎希沙はうちのやって言ってるやろー‼︎」