空Ⅱ
「あんたさ、私を誰だと思ってるわけ⁇全国No.3の影虎の総長さん⁇」
「お前…なんで影虎が全国No.3だって知ってんだ…⁇」
羽雲は目を見開いていた。
「なんででしょうね」
てゆーか、なんで名前知ってるのに私のこと知らないんだろ…⁇
「ま、勉強し直してからまた来いや」
手をヒラヒラと振りながら羽雲の横を通り、学校へと向かった。
ちょっ、待てよ‼︎って聞こえたけど、スルー。
遅刻じゃねぇか、羽雲のせいで。