空Ⅱ
「さてと…。このまま私が言ってもいいけど、どうする?」
梓にメモを差し出しながら聞いてみる。
「そんなもん…うちがするに決まってるやん」
「そう言うと思った」
うん、いつも通りの梓だ。
私は安心して笑ってメモを渡した。
「海里も、ありがとうな」
「おーう。お安い御用やで」
海里が笑顔でヒラヒラと手を振って答える。
海里も、安心したみたいだな…。
電話した時焦ってたから、心配してたんだろうな。
「よっしゃ、んじゃあ今日はパーッと騒ぐかあ‼︎」
「「「おう‼︎」」」
それから夜が明けるまで、4人で騒ぎまくった。