空Ⅱ




そんなある日。







「久しぶり」





「…何の用??」







私は一人でジュースを買いに自販機にいた。







そんな私に話しかけて来るやつがいた。


私はそいつを睨む。





「怖いなあ。そんなに睨まないでよ」





「本当に何の用なの??…美佳」







ふふふっと笑いながら近づいてくる。





そして私の横に立って、耳元で





「調子のってんじゃねえぞ。てめえに居場所なんかねえんだよ」





と、呟いた。








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