空Ⅱ
「よしっ!!テストするぞ!!各グループのトップともう1人!!出てこい!!」
私が叫ぶとすぐに10人が集まった。
すると突然、美佳は私の側まできた。
「私…幹部に入れて欲しいな。情報係でもなんでもいいから…」
上目遣いをしながら幹部達にも訴える。
なに言ってんだ??コイツ…。
「無理に決まってんだろ。幹部になりたければ実力で入れ」
私が軽く睨みながら言うと、黙りこんだ。
「ったく…おい!!五軍‼相手しろ」
「はいっ」
そいつと美佳が向かい合う。
そして…
「…始め!!」
テストがはじまった。