空Ⅱ

ろく





あの日からしばらくたった。




特になにもなく、あの話が嘘のように思えてくる。








ったく…。

ビビらせるだけビビらせてきたのか⁇







なんとなく屋上に行きたくなった私は1人で歩いていた。





「希ー沙!」





肩をポンっと叩かれて振り返れば、梓がいて隣には悠真もいた。









「梓!それに悠真も」








めずらしい2人組だな。
















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