晴れた日の朝



「鞄?」

ゴソゴソと、鞄を探ると、可愛くラッピングされたプレゼントらしきものが出てきた。

「・・・なにこれ」

「あ、見つけた?」

「あ、出たんだ。うん、なに?これ」

「ハルにお土産」

康ちゃんは鼻歌を歌いながら、部屋に入って行ってしまった。


ピンク色のリボンをほどいて、中身をのぞく。

「・・・わぁ・・・」

びっくりするくらい華奢で
キラキラと輝いた

ネックレスだった。




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