晴れた日の朝
「もしもし」
『おぉ!康一!』
長谷部は俺の高校からの友達だ。
今もときどき呑みに行く。
『どしたん?お前からの電話なんて珍しいな』
「お前が電話してきたんだろっ!」
『そうだっけ?あ、そういえば、例の女子中学生と話したなぁ』
長谷部はウザい。
「何の用だよ」
『お前さ、来週なんかある?
高校の奴らと集まってプチ同窓会やるんだけど』
来週はハルとの旅行だ。
「ごめん、無理」
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