晴れた日の朝
「ただいまぁ…ハルぅ?」
「おかえりなさい」
パジャマをズルズル引きずりながら、ハルは部屋から出てきた。
「早かったね」
「うん…そうね、」
「お風呂湧いてるよ。それともお腹空いてる?」
鍋の中にあるであろう、カレーの匂いが鼻をくすぐった。
「カレー?食いたい」
「はいよー。康ちゃん、どの位呑んだの?」
「んー?ビール…瓶一本かな…」
「結構呑んだね」
ころころ笑う。
ころころ喋る。
ハルは可愛い。