晴れた日の朝



「海行くでしょー、あとはー、
あ!近くに水族館もあるよ!」

ハルは俺のスマートフォンを使いながら、
キャーキャー騒いでいる。

「なに?結局どこ行きたいの?」

「ん~、お腹すいた!」

「結局メシかよ。」


空は青く、日差しはギラギラとアスファルトを照らしている。

「康ちゃん、楽しい?」

「え、俺?楽しいよ?ハルは?」

「楽しい!」



それは何よりです。












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