晴れた日の朝



「でも俺、ハルのこと本気で好きになっちゃったみたい」

「へ…っ?」

「ハル、好きだよ」


多分、あの時のハルの顔を一生忘れない。

真っ赤な顔して恥ずかしそうに俯いたハルを。



この先の人生なんて、考えられなかった。










< 63 / 68 >

この作品をシェア

pagetop